【社会的メッセージ広告が増えている理由】『ムダかどうかは、自分で決める』by貝印。

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『ムダかどうかは、自分で決める。』by貝印

上記のメッセージは、かみそりで有名な貝印が8月17日(月)より展開しているコミュニケーション・メッセージです。

MEME(メメ)というバーチャルキャラクターを創造し、インスタでも展開している様子です。

これがバーチャル?と思うくらい、意志を感じるビジュアルに仕上がっていますね。インスタでも思いっきり自己主張していますし、リアルとバーチャルの境目がわからなくなってきます。。。ってこれは本筋から離れる話。

さて、先日のKANEBO「生きるために、化粧をする。」という広告メッセージもそうですが、今このタイミングで社会的なメッセージ広告が増えているように感じませんか?

それは、もちろんこのタイミングでの商品サービス広告があまり機能しない、という環境的な背景もあるとは思いますが、新型コロナウィルスの登場によって、本当の意味での「多様化」を実感するようになったからだと私は感じました。

「ダイバーシティ」「多様性」という単語自体はだいぶ前に登場して、意識高い系の訳知り層がちょろちょろ使っていたりしましたが、その段階ではまだまだごく一部の特定先行層に限っており、一般層には身近に感じる機会があまりなかったかと思います。

それがこのコロナ自粛で本当に変わってしまった、というか、新しい格差社会を見せつけられたと思います。

多様化という名の新しい格差。

だからこそ、明るい未来がみえている上位層はまだしも。光がみえてこず社会的閉塞感を日々感じる層に向けて、自立・自律を促すような社会的メッセージを企業が発信する、という行動が目立って感じるようになったのではないでしょうか。

多様化の社会は「自由」です。
でも「自由」には「責任」が存在します。
自分で意志を持って選択肢を選んでいく自己責任の時代。
このスキルをもっているかどうかが格差の分かれ目。
選択肢をみつけることすらスキルです。

みなさんはどのように受け止めましたか?

貝印からの公式リリースはコチラから。

『ムダかどうかは、自分で決める。』8月17日(月) グラフィック公開
貝印株式会社のプレスリリース(2020年8月17日 11時00分)『ムダかどうかは、自分で決める。』8月17日(月) グラフィック公開

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