お笑い芸人のゴルゴ松本さんをご存知ですか?
そして、彼の「命の授業」を知っていますか?
お笑い芸人のゴルゴ松本さんが「命の授業」というのをやっている、というのはなんとなく小耳には挟んでいました。ただよくある芸能人の慰安みたいなものなのかな~程度の認識ではありました。そんなときに出会ったこの動画。
少しだけネタバレになりますが、以下に内容をお話ししたいと思います。(ぜひ動画を見た後に読んで欲しい!)
場所はとある少年院。
今から、ゴルゴ松本さんによる特別授業がはじまります。
体育館のようなところに集められた少年たち。
今からどんなお笑いがはじまるんだろう?と少しワクワクしているような雰囲気です。
すると、ゴルゴ松本さんが登壇して少しお笑い芸人らしいふるまいをした後、いきなり「夢のある人!」と挙手をさせます。それをゴルゴさんがホワイトボードにどんどん書き出していきます。
何をしたのかは知りませんが、少年院にいる男の子たち。
普通の子供だったら無邪気な「夢」と思えるかもしれませんが、少年にいる子供たちが願う「夢」。
正しい道から一時的にそれてしまった子供たち。
「どうせ俺たちの夢なんて実現しない」と少し斜に構えているのではないのかなぁと感じました。
ゴルゴ松本さんはそんな子供たちに「夢」を実現するために必要なことを、漢字を使って丁寧に語り掛けます。
「夢」「吐」「叶」「逃」「挑」「幸」「辛」「苦難」「困難」「災難」「無難」「有難」・・・
詳しくは動画を見ていただければわかりますので、ここでは詳しく書きません。
いろいろな漢字を使いながら、その行間で語られるのは、「誰だって夢は叶う」ってこと。
そして「逃げてもいい」「愚痴をはいてもいい」でも「幸せを獲得するためには多少はつらいこともある」そして「そこには感謝の気持ちが大事なんだ」というメッセージ。
お笑い芸人さんだけあって、トークはもちろんですが、その言葉にのっている熱い想い。願い。期待。
彼がどれだけこの瞬間、このメッセージを伝えるかに「まさに命を懸けている」のか、ということが伝わってきます。
そして、オーディエンスである少年院のみんなも。
最初はきっと「お笑い芸人がきてくれた」「きっと笑わしてくれるんだろうな」「楽しみだな」程度だったのかもしれません。顔にモザイクが入っているので表情はわかりませんが、その態度や姿勢でどんどんゴルゴさんの話に引き込まれて行っているのが手に取るようにわかります。途中からはノートを出してメモをとる子供たち。
途中には、あばれる君のお笑いタイムもはさみつつ、最後は再びゴルゴ松本さんの話で締めるという構成です。
こんなにも、気持ちにささって、今、自分が何をしなくてはならないか、生きるモチベーションがあがる講義を今までに聞いたことがありません。きっとこの授業を受けた少年院の子供たちが、そこを出た後に歩む人生はきっと実りあるものに違いないと思います。彼らの人生の分水嶺になったかもしれない。。。そう感じるほど、メッセージはわかりやすく重い。
この授業は、少年院の子供たちだけでなく、どんな年代でもどんな性別でもどんな状態だろうとも「誰だって夢は叶う」ということを信じられるようにしてくれます。
自分自身の夢はなんだっただろう?
夢は若い人だけのものじゃない。
いくつになっても、いつでも新しい夢をもって前に進んでいいんだ。
こんなふうに、前に進む勇気をもたせてくれるステキな動画。
ちょっと気持ちが疲れたときにみると元気が出る。
永久保存版の動画です。
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